連れていくかついてくるか

香りと女の主従関係は、かくあるべき。

私が目の下のクマ 治療の部屋に入った瞬間「あれ、その香り何?」と聞かれる。

私は香りを思いきり"連れてきて"しまったと、深く反省する。

じつは近頃、香りと自分との"主従関係"に、ひどく神経質になっていて、香りは絶対連れていってはいけない、勝手についてこさせなきゃ・・・と心に決めていたのです。

"香りを連れてくる"と"香りがついてくる"の違いは、不思議だが目に見えます。

近所で時々すれ違う女性は、いつも前から歩いてくる時点で香りが見えます。

まさに、香りをこれみよがしに連れて歩いてるといった印象で、人と香りが一緒に視界に入るから、この人はいつも実際の装い以上に"派手"に見えた。

せっかくサラリとしたカジュアルを決めこんでいても、めいっぱい着飾っているように見えてしまいます。

つまり"正面から香りが見える人"は、何となく景色がナマナマしいのです。

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